おかえりを作る旅 複住旅 FUKUJU-TABI by WOWOW

嬉野の本物に出会う旅

悠久の時が流れる長崎街道の宿場町「嬉野」。土地の歴史を紡いできた人々との出会いを通して、深く根付いた文化の真髄に触れる。知的好奇心に満ちた大人のための特別な旅をご堪能ください。
2泊3日・267,600(4名)~303,600円(2名)

佐賀県嬉野市
嬉野の本物に出会う旅

歴史と伝統が根付く名湯のまち・嬉野。やわらかな湯に癒やされ、香り高い嬉野茶に心をほどき、歴史を刻む街並みを歩けば、時の流れの豊かさに出会えます。地元に根づく味と人のぬくもりにも触れながら、この地ならではの魅力をじっくりと味わう――そんな贅沢な旅をご案内します。

一日目

DAY1

嬉野温泉駅

―旅のプロローグは特別なお出迎えから
【長崎空港/嬉野温泉駅】

長崎空港の到着ゲート、あるいは嬉野温泉駅の改札を抜けた先に、あなたのためのコンシェルジュがお待ちしています。専用の送迎タクシーで、新たな出会いの舞台・嬉野へとご案内。車窓を流れる景色を眺めながら、これから始まる文化と美味の探訪に思いを馳せます。

和多屋別荘

―「ただいま」から始まる宿泊体験【和多屋別荘】

1300年の歴史が息づく嬉野で、時代を超えて旅人を迎えてきた特別な宿「和多屋別荘」。ここは嬉野の文化が集まる結節点であり、滞在を通して土地の文化と歴史に触れる場所です。風情溢れる客室から出ると、館内には茶寮や書店、ポップアップショップが点在。あなたの知的好奇心を刺激する、嬉野体験がここから始まります。

224porcelain

―器の「昨日・今日・明日」を巡る旅【224porcelain】

400年の歴史を持つ肥前吉田焼。その伝統を受け継ぎながらも、3Dプリンターなどのデジタル技術を駆使して“やきものの未来”を創造する「224porcelain」は、嬉野内外で愛される磁器のブランド。CO₂排出量を抑えた新素材「晟土」を開発するなど、器づくりの新たな地平を切り拓いてきた代表・辻諭氏の革新的な精神と確かな技に触れる貴重な体験です。

和多屋別荘:李荘庵

―この一皿が、嬉野との深い縁をつなぐ。【和多屋別荘:李荘庵】

嬉野での最初の夜は、「李荘庵」で美食体験を。ここでは、有田焼の窯元「李荘窯」が生み出した美しい器が、佐賀の豊かな大地と海が育んだ旬の食材を、一皿のアートへと昇華。器と料理が互いを引き立て合い、味わうごとに、嬉野という土地の魅力に出会い、親しみが深まってきます。

二日目

DAY2

瀬頭酒造

―蔵元と語らう、米と酒の心【瀬頭酒造】

240年の時を刻む、佐賀県遺産の酒蔵へ。ここは、第19代内閣総理大臣・原敬に「東洋の王者」と称され、マッカーサー元帥をも魅了した銘酒「東長」が生まれる場所。この特別なツアーでは、9代目蔵元・瀬頭平太氏が自らナビゲーターとなり、偉人たちが愛した酒の物語と、受け継がれる伝統の技を語り明かします。

RAKUYA店内

―歴史的町並みに佇む古民家空間【RAKUYA】

重要伝統的建造物群保存地区「塩田津」。その歴史的な町並み散策の合間に、心安らぐランチタイムをご用意しています。古民家を改装したカフェの看板メニューは、地元で愛される酪農家・ナカシマファーム特製のフレッシュなチーズを使用した「アリゴオムライス」。歴史が薫る空間で、ここでしか味わえない逸品をお楽しみください。

塩田津散策&MILKBREW

―レトロな町並みで、最先端のコーヒーを【塩田津散策&MILKBREW】

塩田津の町並みを散策した後は、嬉野唯一の酪農家ナカシマファームが直営するカフェ「MILKBREW COFFEE」で特別な休憩を。日本初のミルク出しコーヒーや新鮮なミルクを使ったソフトクリームが、散策の疲れを優しく癒します。

三日目

DAY3

おにぎり神谷

―お米と向き合い自分に出会う【おにぎり神谷】

日本各地をお米と共に旅し、おにぎり一つで人の心をつないできた「にぎりびと・神谷よしえ」。そんな神谷氏が目の前で、炊き立て熱々のお米を握り、あなたにそっと手渡します。シンプルだからこそ伝わる、お米本来の甘み、手のひらが生み出す絶妙な口どけ、そして作り手の想い。それは、ただの食事ではなく、心と体で交わす温かな対話の時間です。

嬉野茶時

―一生忘れられない贅沢な一服【嬉野茶時】

旅の最後には、嬉野の絶景を独り占めできる”唯一無二の茶室”へご招待。3代続く茶農家・副島園の現農園主・副島仁氏が、あなたのためだけの一杯を淹れます。緑の絨毯のように広がる茶畑と、その先に続く空と山々を眺めながら、過ごしてきた嬉野での特別な時間に思いを馳せる。そんな至福のティータイムをご堪能ください。